新型アトレー車内DIY『天井ウッド化 〜前編〜』埋込みLED付き 杉天井!!

はじめに

Vanfortable Lifeをご覧いただき、誠にありがとうございます!

今回はいよいよ天井のウッド化にチャレンジです!

前回、この天井ウッド化の基礎として作った『梁』に、遂に実際木材を打ち込む時が来ました。思えば当初、全く手をつけるはずではなかった天井部分…気がついてみれば原型はどこにもありません(笑)

購入当初の天井の状態。
防音断熱処理&“梁”製作後。

さぁこの天井をどのようにカスタマイズしていくのか。構想段階の話なんかも織り交ぜていけたらなと思います。では、よろしくお願いします!

コンセプト

天井に手を加えようと考え始めた当初は、天井一面に何かしらの木材を同じテイストで張っていこうと考えました。しかしここで僕の創作意欲がこう叫びます。「それだけじゃ面白みにかけるんじゃないの?」と。笑

そして案の定、「う~ん…確かに、あまり他の人がやってなさそうな事もやってみたいなぁ…。」そんな気持ちになりました。

という事で、車内の前部分と後ろ部分で違ったテイストの天板を張るのはどうだろう?と考えてみました。実はこのコンセプトを考えた事により、前回の記事で作った『梁』が一部増設されたんです。

今回の記事では割とオーソドックスな造りで行こうと決めた、車内前部分の製作について記していこうと思います。

車内前部分については、主要木材として『杉板』を張りつつ、木材同士の間に『アルミサッシ』を噛ませています。そして、後々の事を考えて外せないのが照明の設置。これらのコンセプトを達成するために必要な素材を選びました。

素材選び

  木材

まずもって木材選びの際に頭に入れておきたいのは“車検に通るかどうか”という事です。車検では、車内に使用されている素材に『難燃性』が認められなければならないとの事で、その『難燃性』が認められる素材としての定義が、様々な記事や動画を見てみると『厚さ3mm以上』との事なのです。

まぁ、そうなると逆に3mm未満の木材を探すことの方が難しいとは思うのですが、完成後の総重量を考えると、より軽い木材の方がメリットがあると思う(燃費や強度において)ので、とにかく軽い素材を選びたい所ではあったのですが…僕のこだわりが強く『よりウッディー感漂う車内』を目指したいという事で、結局選んだのは『杉羽目板(壁用)』。ちなみに厚さ12mm。

いつも通り『カインズホーム』で見つけました。

とりあえず難燃性に関しては間違いなく問題ないですよね(笑)

しかし問題は重さです。単体で持っていると、『杉』という事もあり非常に軽いのですが、これらが完成した後となると…やはりそれなりの重さになる事は否めません…。

ちなみに写真を見てわかるように2mのものが5本入っていたので、それらを半分の1mにカットしてもらいました。なので1mの杉板が計10本。そしてそのうち6本を、車内前部分の『天板』として使いたいと思います。

アルミ材

まずは木材を買って来て、それっぽく重ね合わせてみた訳ですが…何かこうシックリ来ないと言うか…安っぽい。そんな印象を受けました。(あまりに安っぽくて写真を撮り忘れました。すみません。)

そこで、何とかもう少し高級感というか…カッコイイ感じに出来ないかと思い、色々と調べていると、木材と木材の間にアルミを噛ませて天板を作ってみえる方がいたので、すぐさま「これだっ!!」という事でアルミ材探しに。そこでまた運命的に出会った厚さも木材にピッタリ合うH型のアルミ材に出会いましたので早速購入。

僕はカインズホームで実際木材と合わせながら選んだのですが、雰囲気的には上記リンクのような『H型』のアルミ材でした。

後付けLED

そして次は照明です。車内を好きなタイミングでライトアップするためには、後付けで何かしらの照明を付ける必要があります。そこで『後付け 車内 LED』と検索すると、色々と種類が出てきたので、一番雰囲気に合いそうなこちらをポチッと。

届いてみると、丁度アルミの質感ともピッタリでいい感じでした!

具体的な方法

木材カット

まずは木材を必要な形に加工していく必要がありました。杉の壁材はご覧のような形をしていて、H型のアルミ材を噛ませようと考えると、この端っこの部分が不要になってくると考えました。なので不要な部分をジグソーでカットした後にグラインダーで形を整えました。

この部分が重宝する人もいれば…僕の場合は不要なのです。笑
最近使い慣れてきた『ジグソー君』で削り
これまた慣れ親しんだグラインダーでお手入れ。

この作業によって木材とアルミがいい感じにハマってくれたので、我ながらいい判断でした(笑) 

余談:木材を削る前って、削った後にどういう状況になるかをめちゃくちゃビビりながら想定している自分がいます。せっかくそれなりの金額を払って手に入れた木材を、自分の考え足らずで無駄にしたら勿体ないですからね…もちろんノーミスとはいかない迄も、出来るだけ失敗は回避したいものです…。

塗装

さて、木材の余分をカットし準備が出来たので、次は木材のコーティングに移ります。

コーティングに使ったのは、一昔前に妻がDIYにハマった際に残っていた『ブライワックス』のラスティック・パインを使いました(笑)

欲を言えば新しく自分で新調したかったんですが、せっかく残っている高級ワックスがあるなら…と節約精神が勝ってしまいました(笑)

ラスティック・パインという事で、ちょっと濃い目の色合いにはなりましたが、それはそれで中々いい感じだな…と個人的には満足しています。

次に木材とアルミ材を連結させるために、必要な部分にボンドを施していきます。

それぞれの連結部に、全て手当り次第ボンドを塗っていくのではなく、もしも一部天板を取り外さなければならなくなった時に、分割して取り外しできるように、接着剤を使うのは中央の木材2枚を除いて、片側だけにしました。(下図参照)

片側だけの接着なら、もしもの時に取り外しが楽になる。

これで一旦、天板の準備が出来ました。

ここで先に車内のどの辺に後付けLEDを配置するかを検討します。

手元にあるLEDは合計6個。もしも車中泊をする際に、より広範囲を照らすことができるようにと考えると、運転席頭上を基準に65cmずつの間隔を空けて設置しようと考えました。

即席の画像ですみません。。

余談:この際に、『梁』の位置を踏まえて照明の位置を検討してくのが難しかったです。自分の理想通りに配置すると、丁度照明と梁が重なってしまう所もあったりして…(そうなると照明のら配線が梁に邪魔されてしまいます。)それで折り合いをつけた間隔が上記の間隔という訳です。

これまで、如何に木材を理想に形造り、配置するかという事ばかりを考えてきましたが、電気系統の配線にも注意する必要が出てくるんだな…と改めて思いました。

何はともあれ、杉板を使う部分の照明位置が決定しました!

では早速決めた位置に穴空けをし、LED照明を埋め込むことに。

これでいよいよ下準備は完了!

いよいよ実際に天井部分を車内に取り付けていきます。

もちろん、いきなり下穴も空けずに天板を車内に取り付ける訳にはいきません。まずは天板に下穴を空け、その下穴を基準に梁にも下穴を空け、全てが整ってから木ネジを打ち込んでいきます。

そして天板が、車内の中心からズレないように、とても慎重になりました。(この作業がズレちゃうと、この後の色んな作業も全てズレて来ちゃうから…)

まずは天板に下穴を空けて
天板を慎重に車内の中心に合わせる。

それにしても、下穴を垂直に空けるのって難しいですね…。下穴がキレイに空けられないと、当然木ネジも真っ直ぐには打ち込めません。中にはちょっと歪んで打ち込んでしまった所もあります…。

ちなみにですね、下穴を開ける際は、使いたい木ネジの約70~80%の径で下穴を空けるといいみたいですよ!僕の場合は、使う木ネジが呼び径4.2mmだったので、×80%で3mm径の下穴を空けました!

また、天井材と梁を固定するのに重宝したものは、C型クランプ、つっかえ棒。どちらもダイソーで110円です(笑)

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気を使ったこと

気を使った事というか、迷った事としては、埋め込み式のライトの配線を、どこに集結させるかという事。結局運転席横のシートベルトの所に、スイッチや調光器を持ってくることにしました。基本的に僕以外の人間が運転してどこかに行く事は少ないと思うので、運転手である自分の手が届く範囲に色々なものを集結させていこうかと考えています。

これから

 この前編に引き続き、後ろ部分を別のコンセプトで製作していく事。そして、サイドのポカンと空いて断熱材部分がむき出しになっている部分をどのように見栄えよくしていくか…そういった所が今後の作業になっていきます。ちょっと気になっているのはテープ型のLEDがあるらしいので、それもいつかつけてみようかなーなんて事も考えています。

最後に

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!

週末だけの作業なので中々スムーズに事は進んでいきませんが、徐々に完成に近付いていく秘密基地の様子を楽しんでいただければ幸いです。

もちろん、完成したら終わりではなく、そこからがスタートとなるよう、色んな楽しみ方を模索していきたいと思います!

車内後ろ半分のコンセプトは…あまり他の人がやっていなさそうな、ちょっとオシャレな感じに仕上げていきたいと思っていますので、是非お楽しみに!!

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