新型アトレー車内DIY! LED照明の配線整備 〜シートベルト裏のスペースを活用!〜

はじめに

Vanfortable Lifeをご覧いただき、誠にありがとうございます!

無事、前回までに車内の天井の主だったDIYを終えました。今回は、その際に取り付けたLED照明の配線整備を記録していきたいと思います。

あまりこだわらずに、配線を車内の見えにくい所にコッソリとテープか結束バンドで固定してもいい訳ですが…「せっかくなら完全に隠してしまおう!」ということで、シートベルトを外し、内装カバーも外したその中に、配線を忍ばせる作業を行いました。

少々の不安と苦労はあったものの、まだまだ車内DIY初心者の僕でもこなせた作業なので、これからこのような配線整備を考えている方には、ちょっとした参考にしてもらえるんじゃないかなと思います!

それでは、今回もよろしくお願い致します!

配線を収結する位置

室内全体写真を参考にすると、下図の通りです。

ダイハツ アトレー公式HPより引用

配線の収結位置は結構クヨクヨと悩んでいましたが、自分1人で運転する事が多いと想定した時に、運転席から手の届く範囲に主電源を置きたかったという事と、車内のフレームの形状から、丁度照明のソケットを置くのに適した出っ張りがあったので、その場所を採用しました。

作業手順

シートベルトを外す

まずはシートベルトを外す為にカバーを開け、ボルトを緩めていきます。ちなみにレンチのソケットは14mmです。

ドライバーなどでカバーを開ける
開くと中にボルトが見えるので
14mmのソケットレンチで緩める

結構長いボルトですが、根気よく外すとシートベルトは外れます。

随分と長いボルトです。

アシストグリップを外す

次に車内の至る所に付いている取手のようなもの(正式名称:アシストグリップ)を外します。

アシストグリップは両サイドにあるフタのような部分の端っこ部分を、爪でチョイと引っ掛けるだけでパカッと開きます。(でも爪が心配ならマイナスドライバー等の硬い工具をお使い下さい。)

爪を使ってもいいですが…
不安だったら、何か硬いものを使いましょう。

そして中にあるボルトをプラスドライバーで外せばOK!念の為、ボルトを無くさないように、ボルトを入れた状態で先程開けたフタを閉めておきましょう。

ウェザーストリップを一部剥がす

車には外から水分を侵入させない為に、ドアとボディの間にゴム素材のパッキンのようなものが張り巡らされていて、その名称は『ウェザーストリップ』と言います。

プラスチックカバーを外す前に、先にこのウェザーストリップを外さないと、プラスチックカバーに付いているツメ部分が痛んでしまう恐れがあるので、気をつけましょう。

これがツメ部分

ウェザーストリップ自体は割と簡単に剥がせます。僕の車の場合、後部座席部分のウェザーストリップ周りにはねっとり系のボンドらしきものがたくさん付いていましたが、運転席側にはありませんでした。これはあえて?なのかな?(笑)

まぁそれは良いとして、とにかく外したいプラスチックカバーと重なる部分のウェザーストリップを剥がしましょう。

プラスチックカバー取り外し

プラスチックカバーは“グレー”の部分と“ブラック”の部分で分けられており、グレーの部分に関しては、一度完全に外す必要がありますが、ブラックのカバーに関しては留め具を外すのみで対応できました。

グレーのカバーとブラックのカバーが分かれている。

(グレーのカバーを外し切るためには、ブラックのカバーの留め具を外す必要があります。また、後々配線を通すことを考えても、やはりブラックのカバーの留め具は外しておいた方がいいでしょう。)

ここで注意しておきたいのは、留め具をボディ側に残してしまわないことです…。

残念なことにボディ側に残った留め具ちゃん。

僕の場合、ボディ側に残ってしまった上に、それを容易に外すことができるような工具も無かった為、かなりの時間を要してようやく外れました…。多分、下記のような道具があれば、特に苦労することもありません。笑

このような事態を避けるためには、予め工具を準備しておくか、カバーを力を込めて外す際に、ボディに対して垂直に引っこ抜くことを意識すると、このような事態は回避できる可能性が高いです。

この時にボディに対して垂直に引き抜く。

配線を通す

まぁ、何はともあれカバーが外れましたので配線を通していきます。

まずブラックのカバーの裏にACアダプターの配線を通します。

次にグレーのカバーの裏側にLEDソケットから出ている配線を貼り付けます。本来ならマスキングテープを使うのが望ましいとは思いますが、粘着力の強いマスキングテープが家に無かったので、布製のガムテープを使いました。

この時に、事前によくボディの形状とカバーの形状を照らし合わせて、どの位置に配線を通すかを考えておくと良いでしょう。僕は初めフィーリングに任せた配線をしてしまって、ボディとカバーの隙間に入りきらない所が出てきたので、一度やり直すハメになりました。笑

カバーなどを戻す

ここからは元来た順序でパーツを戻していくだけです。まずはプラスチックカバー、次いでウェザーストリップ、アシストグリップ、シートベルトといった順番で戻していけばOKです。

完成

これで配線が極力見えない形で、LED照明を設置できました。

カバーの中を通って…
下から配線が出てくる形です。

人によっては、車のヒューズボックスから電源を引かれる場合もあるようですが、僕はいずれ近い将来にポータブル電源の導入を考えており、そこから電源を取ろうと思いますので、そういった手間はかかりませんでした。(できる自信もありません。笑)ということで、今回は比較的簡単なDIYとなった気がします。

点灯式も無事終えて、これにて完了です!

どうでしょう?なかなかいい雰囲気でライトアップされていると思います!

LED照明が無事点灯した様子。いい感じ!

最後に

とはいえ、車のパーツを外していくという事は、自分自身がプロでない以上、少なからず「元に戻せなかったらどうしよう。。。」という不安が伴います。

なので無闇矢鱈に手を出すものではないかと思いますが…今回のDIYに関して言えば、比較的多くの方にチャレンジしていただけるような内容になっていると思いますので、是非何かの参考にしていただければ幸いです。

今後も車内の断熱材が剥き出しになっている部分のウッド化をはじめ、その他色々な所を、気の向くままに愉しみながらDIYし、自分だけの秘密基地を作り上げていこうと思います。

今後ともVanfortable Lifeを是非、よろしくお願い致します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました